TPA1517スピーカーアンプキットそのA

予定変更!!

TPA1517kit、遊音テクを使ったアッテネータを使用する予定であったが、
収めるケースの関係で断念。
せっかく作ったアッテネータは、別の機器で役立てる事にしよう。



と言う訳で完成。
ケースはタカチのHEN110412Bを使用。
せっかくの黒ケースなので、ボリュームも黒でキメてみました。
クソ高かったゼ・・・。



裏側はこんな感じ。
スピーカー端子が緩むのが嫌なので、ガッチリ端子台を使用。
ギリギリ収まった〜良かった。



中身はこんな感じ。
ミニワッターでお世話になったアムトランスの捻り線も残りあと僅か。
TPA1517とレギュレータには、念のため放熱器を取り付けた。
アースはRCA端子を絶縁しない形でケースに落としました。



アッテネータは、三栄電波で購入した2P-2511Sを使用。
音質とデザインの両立を目指してこうなった。
25mm角なのに、中身はステップ毎に抵抗が入っているらしい。
ほんまかいな?しかし、分解して確かめる度胸はありまへん。

早速視聴!!
電源は14〜15V必要との事だったので、先日購入した汎用アナログ電源の中身をいじくって、
14Vに昇圧して使用してみた(良い子は真似しないでね)。



結果は・・・いいねこれ。
解像度が高く、音の定位がしっかりまとまっていて、アーティストが目の前にいる様な良い音です。
あと、この間作った4作目TA2020に比べて、音が凄く柔らかくて優しい気がする。
しかし、デジタルアンプならではの、シャープで切れ味鋭いTA2020も捨てがたい。
個人的な感想としては、完全に互角ですね、こりゃ。
劣っている部分があるとすれば、TA2020よりも出力が低い事くらいでしょうか。

ただ、4作目TA2020は、探し抜いたこだわりのKITに、高い平滑コンデンサとカップリングコンを取り付け、
KITを改造して5V電源を独立供給、その上、超高音質アッテネーターBOXを通してようやくあの音。
一方このTPA1517kitは、チップ追加以外ほぼすっぴん。
その上、値段も安いし、部品点数が少なくて作りやすいし、平滑コンを加えなくても
低音がしっかり出ているし、基板のサイズは小さいし、良い事づくめじゃないですか。

これは・・・TA2020並に流行ってもおかしくないkitですよ。
セカンドシステムは、これとミニワッターで決まりですね。

追記:

あれから数日。
エージングも進み、ケーブルもヘナチョコ配線からカナレのコードに変えて更に音が良くなりました。
特に、ボリュームを上げてニアフィールドで聴くと、ヘッドフォンで聴く時の生々しさと、
スピーカーで聴く時の開放感の両方が味わえて最高。
nabe氏は「スピーカーで音楽を聴くのが楽しくてしょうがない」と仰っていましたが、確かにその通りですね。
自作と、オーディオの面白さを再認識したkitでした。
興味があれば、「TPA1517」で検索してみてください。
お勧め!!


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