5687真空管ミニワッタ―アンプの作成(作り直し編)

初心者のくせに、オーディオグレード部品を揃え、満を持して制作に取り掛かった
ミニワッターアンプであったが、みごとに失敗してしまった。
片チャンネルの音がどうしても割れてしまう。
原因は全く分からない。
しかし、3万円近く金をつぎ込んだ手前、「完成しませんでした」では済まされない。
とりあえず消去法でボリューム・トランス・真空管は無実だと言う事が分かった。
後、犯人として考えられるのは、部品と配線のみである。
もはや、一から部品を揃える気力が無いので、師匠の領布に甘える事にした。




ぺるけ師匠から部品が届いた。
いつもいつもすいません。



丁寧に丁寧に部品を取り付けて行く。
いや、丁寧に取り付けるのは当たり前なのだけれど、
今回は当社比25%増しぐらい丁寧に取り付けた。
特に半田不良に気を付けた。



よし、出来たぞ。
次は配線だな。
ここが正念場だ。



念のために配線は全てリニューアルしたのだけれど・・・。
最後の方は線が足りなくなってしまい、出力配線がみっともない空中配線になってもうた。
でも仕方ないな、完成重視だ。
もはや配線の引き回し云々と言っている場合ではない。



ツマミはチューブワークスで購入した木製ツマミを使用してみた。
高かったけどかっちょいいね。



よし出来た!早速電源を入れてみると・・・うむ、煙も吹かないし、コンデンサは無事だし、とりあえず大丈夫かな?
問題は音だ!押し入れに眠っていた、どうでもいい(失礼)D-112Eに繋ぎ、アイポッドに入れたレディー・ガガを聴いてみると・・・
〜♪
鳴った!!音も割れていない!!よっしゃ成功だ!!

音の感想:ノイズも聞こえないし、付帯音も無い、静かでそれでいてスケールの広い良い音だ。
朗々と鳴り、音量も十分、いやむしろボリュームを14時あたりまで回すと五月蠅いぐらいだ。
この音を聴いていると、巷に溢れている100W級のアンプって一体何なんだろう?と思ってしまう。
あ〜疲れたけど、完成して良かったです。
楽しかった〜。

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