ぺるけ師匠のFET式差動ヘッドホンアンプ7作目

先日、FETの選別を行ったが、まだ成功とは言い難い。
そう、選別したFETを使用して、まともに音が出るかどうかまだ試していないのだ。
そして師匠のHPには、またまた新しいバージョンの製作例が示されている。
これを作らない訳にはいかない。

そんな訳で、シルバーウィークを利用して日本橋に行き、パーツを集めてきた。
さて、軽ーい気持ちで作っていきましょうかね。



今回使用するボリューム、マルツで150円そこそこの「R1610G」。
東京光音の2CP601よりも音が良いと巷で噂になっているが本当であろうか?



さあ、通販で手に入れたユニバーサル基盤「IC-301-72」に部品を付けていこう。
ジャンパーは溜めておいた抵抗の足を使用。
きちんと寸法を測ってマジックで印をつけて弛まない様に気をつけた。
抵抗は、音楽信号が通りそうな部分はタクマンREY、他は10円金皮で。
他の線を跨ぐジャンパーはテクニカルサンヨーで手に入れた0.5oの金メッキ単線を使用。
ちなみに、この基盤、共立の3階にも売っていたみたいだが、既に売り切れていた。
誰だ買い占めやがったのは!!あったら僕が買い占めようと思ったのに(おい)。



他の部品も取り付けて・・・よし、出来た。
UTWRZ2200uは売り切れていたので、KZH2200uで代用。
電源部は共にKZH、出力はUTSJで。
KMGの方が良かったかな・・・まあいいか。



細めの線を取り付けて・・・



ケースはタカチのYM150にした(安いし)。
入るかどうか心配だったが、何とかなった。
後は各端子を最短で結んでバンドで固定して完成。



早速音出し・・・よし、問題ない。
3時間ぐらいエージングしてから視聴。
う〜ん、たまらない。
何て言うかこう「私は今、ヘッドホンの性能を100%引き出しています」と言わんばかりの鳴りっぷりが小気味よい。
何台作っても、この感動は色あせないなあ。
ちなみに、今回初めて使った「R1610G」は多少ガリがあるものの、音質的に全く問題なし。
僕の駄耳で聞いた限りでは、少なくともRK27より劣っていると言う事は絶対に無い。
物凄くCPの高いボリュームだ。
あと、音が鳴ったと言う事は、FETの選別も成功したみたいで一安心。

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