ぺるけ師匠のFET式差動ヘッドホンアンプ6作目
前回、5作目のアンプを作成し、満足がいく結果を得られた僕は、
ひとまずぺるけアンプ作成を終了するはずであった。
ところがある日、師匠のHPを覗いてみると・・・
FET式差動ヘッドホンアンプ(DC12V改訂版)
・・・か、改訂版だとう!?
なんてこった、音は変わらないらしいが、こんなものを見せられたらもう、
作るしかないじゃないか!!!
と言う訳で6作目のヘッドホンアンプを作る決心をした訳だが、この改訂版、
160Ωの抵抗を使用する箇所があり、今注目のオーディオ用抵抗「タクマンREY」がどうしても揃わない。
仕方がない、ここはニッコーム先生においで頂くしかないか。
その他、今までの制作例に無いようなぶっ飛び部品を揃えた。
よし、作るぞ。
出力コンデンサはいつものUTSJで。
容量は2200uにしてみた。
低音が増強されればいいけど。
電源側信号ループ形成用コンデンサはUTWRZ
2200uで。
日本橋の千石は売り切れ寸前だった。
何故か誰も使わないOS-CON。
電源のデカップリングに使用してみた。
リプル除去能力に優れているらしいので、良い結果が期待できそう。
ちなみに電源周辺の抵抗は10円金皮。
マイナス電源用コンデンサはKZHで行ってみよう。
千石で手に入れた金メッキ端子。
とってもゴージャス。
あひゃひゃひゃ、オークションで購入したセイデン製P型アッテネータだよ〜。
多摩金皮抵抗を使用していて、お値段6900円。
ここまで来るともう、正気じゃないですな。
配線の引き回しも結構うまくいったぜ。
背面はこんな感じ。
よし、なかなかの出来だ。
早速視聴・・・ふむ、低音が全く出ないなあ、エージングに結構時間がかかっているかも。
OS-CONを使っているせいかな?
結局まともな音が出るまで3日もかかってしまった。
で、視聴結果だが、解像度と言うか、音の鮮度が非常に高い。
これはP型アッテネータのおかげかな?
あと、高音のザラつきが無く、音が潤っているのはOS-CONのおかげかも。
低音もきっちり出ている・・・出力コンを2200uにしたおかげかな?
非常に良く出来て大満足だ。
・・・5作目に比べて価格に見合った音質差があるのかは甚だ疑問であるが。
戻る